国立ブルワリー、通称「くにぶる」は、JR中央線の国立駅に位置するブルワリーです。元々は100年の歴史を持つ酒屋でありましたが、先代の「街のビールを作りたい」という熱い思いから、ビール醸造所としての道を歩み始めました。
くにぶるのコンセプトは「古いは新しい」という醸造哲学に基づき、伝統的なビアスタイルへの敬意を払いつつも、常に探求を続け、日本独自のビアスタイルの創造に取り組んでいます。また、地元地域に愛されるビール造りを大切にしており、街のビールとして多くの人々に親しまれています。
くにぶるはRaw Aleという伝統的な製法を採用していることでも知られています。Raw Aleとは、通常のビール醸造で行われる「煮沸」を省く製法です。これにより、原材料由来の香りや風味、穀物由来のまろやかな口当たりを持った独特なビールが生まれます。また、この製法は、長らく醸造学の常識から外れていたこともあり、新たな可能性を秘めている製法のようです。くにぶるでは、Raw Aleの持つ様々な可能性を追求しています。
代表作の「1926」は、伝統的なケルシュスタイルのビールでありながら、製法を研究し現代風にアレンジを加えることで、繊細なバランスが絶妙に調和された一品です。まさに、くにぶるの象徴とも言えるビールです。

ホームページでは、各製品の原料成分や製法、そのテイストの詳細な説明に加え、製品に込められたストーリーも紹介されています。これらの商品説明を読むだけでも、くにぶるのビール一つ一つに対する深い思いを感じ取ることができます。
ラベルデザインには旧国立駅舎や地元で親しまれている街道が描かれており、「街のビールを造る」という強い思いが伝わってきます。
1926のような定番ビールに加え、月に4〜5回新作ビールも作られており、常に新しい驚きと楽しみを提供しています。ブルワリー見学をさせていただいた時のフレッシュで爽やかなビールが忘れられないです。


受賞歴
2024年 JAPAN GREAT BEER AWARD2024にて以下のビールが入賞しています!
「Grain Drop -INDIVIDUAL ORCHESTRA series #5–」
ヒストリカル・ビール部門:金賞
「1926」
ケルンスタイル・ケルシュ部門:銀賞
「富士見通りStruttin’」
アメリカンスタイル・インディア・ペールエール部門:銅賞
ビールの魅力をもっと楽しみたい方は、ぜひ当店”Hoppee”にお越しください。厳選したクラフトビールを多数取り揃え、初心者からビール愛好家まで楽しめるラインナップをご用意しております。あなたにぴったりの一杯を見つけるお手伝いをいたしますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。オンラインショップもございますので、ご自宅でも当店のセレクションをお楽しみいただけます。詳しくは、公式サイトまたはInstagramをご覧ください。お待ちしております!
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